5 レオナルドダビンチ
みなさんは天才と言うと どんなイメージを持ちますか?
努力をしなくても何でも できてしまう人でしょうか?
それとも、
努力しても絶対に到達 できない境地に至った人 でしょうか?
そんな中でも、飛び抜けて万能の天才と言われている人がレオナルドダビンチです。

そもそも、レオナルドは学校に行ってません。
ほぼ全て独学で勉強したそうです。
普通の人の場合、本を読んで知識を得ようと思っても、
文字が読めないんですけどって所でつまずきそうです。
どうやって文字を学習したのでしょうか?
文字をなんとか習得したとしてもどうやって知識を得るように
なったのでしょうか?
疑問は尽きませんね。そんな人間離れした万能の天才は
どういった人だったのか今日は学んでいきましょう。
今日の話を聞くともしかしたら、天才になるヒント
が見つかるかもしれませんよ。

レオナルドダビンチとは
ビンチ村から来たレオナルド
という意味です。
レオナルドは、
万能の天才と言われ、
モナリザの絵は有名では
ありますが、絵は残した物の
ほんの一部で、
他は発明やメモなどが
有名です。
その例をいくつか紹介します。
まず、レオナルドは
まめなメモ魔で、多くの手記
を残しています。
そのメモは、左手で
鏡文字
で描かれていて、
スパイだったのではないか
とも言われています。

かなりかっこいい男、大男
だったそうです。
例えば、
クラスで身長194㎝ある生徒が
何人いるでしょうか?
中学生くらいだと、
一番高い子よりも拳2つぶん
くらい大きいですよね。

次に発明品の数々を
紹介しますが、
レオナルドは今では多くの
機械に使われる
ベアリングを使っていました。
ベアリングとは軸受けに
入っている真球の玉の
ことです。
当時は木のベアリングを
使って抵抗を少なくする工夫を
していたようです。

(現在)軸受けに使われる鋼球

昔は、木のボールを使っていました

分かりますか?
当時、ヨーロッパではペストが
大流行し、多くの人々が
亡くなっていました。
その時の人々は細菌の知識
などありませんから、
悪魔がやって来たと
本当に信じられていたわけです。
この時、レオナルドは、ペストが
流行するのは、不衛生な状態が
流行の原因であると
なぜか知っていました。
そのため、人々が悪魔が来た
と恐れている間、
汚い水に触れないようにしたり
ネズミなど、細菌を媒介する
ものから離れるように
人々に教えて回ったと言われて
います。

レオナルドが生きていた
時期から400年近くも経ってから
(左写真)ドイツのヘルマン・コッホが
1876年に細菌が動物の病原体
であることを証明しました。
それまで細菌が犯人であることは
誰にも分らなかったことです。
この事実から
レオナルドは未来から
来たのではないかという人も
います。

次に音楽に関することですが、
リュートの演奏及び作曲も
やっていました。
リュートを演奏し、
自作のリラを弾きながら
歌ったりもしています。
ミラノを最初に訪れたのは、
メディチ家の依頼で
スフォルツァ家にリラを献上するためだった
という説もあります。
新しい楽器のアイディアや
演劇用にデザインした服装も
スケッチに残されています。
それを元に紙オルガンや
ヴィオラ・オルガニスタなどが
再現され、
演奏も行なわれています。

スフマート技法
ほぼ透明な絵の具を塗り重ねることにより、輪郭を
描かないで、仕上げる方法。
レオナルドは何年もかかってモナリザを
仕上げたといいます。
ちなみに左のモナ・リザを見て、
すぐに違和感を感じた人は
よくモナリザを知ってますね。
wikiより